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album & song review
Live at the Bottom Line
Live at the Bottom Line
Relese : 1989
 1989年に”Cypress”というマイナーレーベルから発売されたライヴアルバム（ライヴ自体は前年の1988に行われたもの）。あえてマイナーなレーベルからの発売ということからしても、この作品を世に出したいという彼女の思いが非常に強かったものと思われます。言い方をかえればこの時のライヴは、ローラ自身アーティストとして十分満足のできる内容だと感じていたからではないかと思います。新旧織りまぜた選曲で、全体的にリラックスした雰囲気が聴いていてとても心地よいです。
曲では、がらっとアレンジを変えた「And When I Die」、しっとり歌い上げる「Broken Rainbow」、タイトなバンドサウンドとローラの舞うようなヴォーカルの絡みが素晴らしい「My Innocence/Sophia」など、聴きどころもたくさんあります。
バンドメンバーとしてはプロデューサーでもあるギターのJImmy Vivinoが切れのある素晴らしいプレイを披露してます。彼は後にドナルド・フェイゲンらが中心になって行われたビーコンシアターでのライブ（「NewYork Rock and Soul Review」）などでもそのプレイを聴くことができます。
この「Live at the Bottom Line」を聴いていると、是非ともバンドを率いた彼女のライヴステージを生で見たかった・・という想いがわき上がってきてしまいます。ピアノ一本で弾き語る彼女ももちろん素晴らしいのですが・・。

収録曲

1. The Confession
2. High Heeled Sneakers
3. Roll of the Ocean
4. Companion
5. The Wild World
6. My Innocence/Sophia
7. To A Child
8. And When I Die
9. Park Song
10. Broken Rainbow
11. Women of the One World
12. Emmie
13. Wedding Bell Blues
14. The Japanese Restaurant Song
15. Stoned Soul Picnic
16. Medley: La La Means I Love You : Trees of the Ages : Up On the Roof
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